日本食品微生物学会の学術セミナーが、来年5月31日に本県で開催されます。
食品に関係する良い微生物と悪い微生物の両面からアプローチする企画です。
第54回日本食品微生物学会学術セミナー(秋田)開催のご案内
食をめぐる微生物 ~利用するもの防ぐもの~
日 時:2024年5月31日(金)13:15~17:25
場 所:秋田県総合保健センター2階 大会議室
参加申込:https://forms.gle/d4i2QnweChT4LDfJ7
<第一部>利用するもの 座長: 小林正之(秋田県立大学)
◎遺伝子組換えを用いない微生物育種
―新規麹菌開発と秋田オリジナル麹あめこうじー(仮)
株式会社秋田今野商店 小笠原博信
◎秋田県の清酒酵母開発(仮)
秋田県総合食品研究センター醸造試験場 上原智美
<第二部>防ぐもの 座長: 伊藤功一(秋田市環境部)
◎食品安全に関する秋田県の取組について
秋田県生活環境部生活衛生課
◎新興食中毒細菌エシェリキア・アルバーティーとその制御
秋田県健康環境センター保健衛生部 今野貴之
◎食品衛生におけるウイルスとの戦い
秋田県健康環境センター保健衛生部 斎藤博之
第二部では消化器感染症に関わる病原微生物で、食品媒介の他に人同士の感染もあり大きな事例になり得るものを扱います。
食中毒原因菌であるエシェリキア・アルバーティーは秋田県健康環境センターで国の1号事例を報告してから、各地で見つかるようになり、十和田・八幡平駅伝でも多数の感染者を出す事案がありました。このとき選手が地元に帰ってから発症するなどしたため、センターで確立した検査法を他県でも使うこととなりました。
本セミナーは、学会員でなくとも誰でも無料で参加いただけます。
また、分野外の方にもわかりやすい内容となっております。
詳細は添付画像またはPDFをご参照ください。
ご参加は以下のフォームからお申し込みください。